黄道12星座とはなんなのでしょうか。
星占いで使用する星座はこの12の星座からきています。
星座の決め方や幻の13星座の話も紹介します。
黄道12星座とは
黄道とは、太陽が空を動いていく道筋の事をいいます。
1年かけてゆっくりと進んでいく太陽の道ですね。
この黄道の上にある12星座のことを黄道12星座といいます。
12ヶ月かけて太陽が通る黄道を12等分して各星座をあてることで、区切りをつけています。
そうすることで1カ月毎で星座を割り当てています。
起源はいつ?
黄道12星座の起源は2000年前のギリシャだと言われています。
星座自体の歴史はもっと古く、メソポタミアのあたりからあったとのこと。
黄道12星座として、春分点を起点として空を12等分して星座を割り当てたのが約2千年前ということになります。
星座の期間の決め方
その日がどの星座なのかというのは、その日に太陽が黄道の中のどの星座の区分にいたのか、という事で決まります。
12星座の一覧は以下の通りです。
牡羊座(おひつじ座) | 3/21~4/19 |
牡牛座(おうし座) | 4/20~5/20 |
双子座(ふたご座) | 5/21~6/21 |
蟹座(かに座) | 6/22~7/22 |
獅子座(しし座) | 7/23~8/22 |
乙女座(おとめ座) | 8/23~9/22 |
天秤座(てんびん座) | 9/23~10/23 |
蠍座(さそり座) | 10/24~11/22 |
射手座(いて座) | 11/23~12/21 |
山羊座(やぎ座) | 12/22~1/19 |
水瓶座(みずがめ座) | 1/20~2/18 |
魚座(うお座) | 2/19~3/20 |
13星座あるって本当?
黄道12星座として星占いをしていますが、実は13星座だなんて話を聞いたことありませんか?
結論から言うと、現在の黄道には13の星座があるそうです。
追加されたのは「へびつかい座」
「現在は」という言い方をしましたが、黄道12星座が設定された2000年前は12星座で間違いなかったそうです。
地球の自転軸は一定ではなく、少しずつズレるそうで。
約26000年周期でグルグルしていると言われています。
そんな理由で厳密にいうと現在は黄道13星座なわけですが、西洋占星術ではずっと12星座を使用しています。
一時、13星座占いなんかもあったそうですが、全く定着せず。
伝統を重んじるという事や、13という数字が不吉という意見もあったと言われています。
ちなみに、13星座占いをしたら自分は何座なんだろう?
気になりますよね!
是非下の表でチェックしてみてくださいね。
3/13~4/19 | うお座 |
4/20~5/14 | おひつじ座 |
5/15~6/21 | おうし座 |
6/22~7/20 | ふたご座 |
7/21~8/10 | かに座 |
8/11~9/16 | しし座 |
9/17~10/31 | おとめ座 |
11/1~1/23 | てんびん座 |
11/24~11/30 | さそり座 |
12/1~12/18 | へびつかい座 |
12/19~1/19 | いて座 |
1/20~2/16 | やぎ座 |
2/17~3/12 | みずがめ座 |
現在はかなりズレている
生まれた時に太陽がいた場所にある星座が自分の星座!
と言えると、なんだかロマンチックでいいですよね~
なんですが…
残念ながら今現在はかなりズレているそうで…
理由は簡単。
この星占いで使用する星座と誕生日の関係は、2000年前に決められたものを用いているから。
地球の自転軸がほんの少しずつですが位置を変えていっているので、2000年の時を経てズレまくったという事です。
現在は12星座ではなく13星座が黄道上にいるというのと同じ原理ですね。
どのくらいズレているかというと、西に1つだそう。
西に一つというと星座が一つ前に戻る感じ。
おうし座(4月20日~5月20日)の人はおひつじ座に(3月21日~4月19日)。
しし座(7月23日~8月22日)の人はかに座(6月22日~7月22日)。
星占いってなんなんだー!あってるのかこれー!
自分は本当は何座なんだー!
という感じになりますね(笑)
さいごに
黄道12星座について、ざっくりですが紹介してみました。
星座の謎についてもっと知りたい方は、是非他の記事も参考にしてみてくださいね。