星座の話

星座の日付が3/21から始まるのはなぜ?中途半端で覚えにくい…

星占いなどで使用する12星座。
この星座は生まれた日付で決まりますが、3月21日~4月20日のように中途半端な期間で覚えにくいですよね。
なぜこのような区切りになっているのか、簡単に解説します。

星座の決め方

星座は生まれた日によって決定します。
どのような法則で星座が選ばれているのでしょうか。

星座の世界では、太陽の通り道を黄道と呼びます。
そして太陽が通る道にある12の星座のことを黄道12星座と呼びます。
占いなどで使われる星座はこの12星座のことです。

12ヶ月かけて12星座を通るわけだから、だいたい1ヶ月で次の星座に移るといった計算になります。

星占いなどで使用される星座は、正確には太陽星座といいます。
生まれた時に太陽がどの星座の位置にあったかでその人の星座が決定します。

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星座の大きさはバラバラ

太陽の通り道に12の星座があって、12ヶ月で12星座と通るから、理論上は各星座の位置に太陽が1カ月間滞在するという計算になります。

でも、よく考えてください。
星座の大きさって、個々でだいぶ違いますよね?
本当に正確に太陽がいる場所を示そうとすると、ここは23日滞在だけど、ここは38日みたいに、とても複雑な日付になってしまうという問題にぶち当たります。

そこで、とある場所を起点として空を12分割することで、きれいに1ヶ月ごとに期間が区切られるようになりました。
その起点こそが「春分点」です。

春分点とは…?

春分点の説明はとても難しいです…
私なりに調べた結果、春分点は以下のように説明できます。

  • 赤経0度、黄経0度
  • 赤道座標や黄道座標の原点となるのが春分点
  • 天の赤道と黄道の交点のうち、黄道が南から北へ交わる点(昇交点)のことを春分点といい、この点を太陽が通過する瞬間が春分という

専門用語だらけでわからんわー!って感じですよね。笑
個人的にわかりやすく言うと…

天の赤道→地球の赤道の円を天球まで膨らまして出来る大きな円
黄道→太陽の通り道(1年の太陽の動きを軌跡に残すと大きな円になります)
この二つの大きな円が交わるところがあって、それを春分点というんだ。

といったぼんやりザックリとした感じで考えるのを辞めました。笑
調べ始めたら、天球とは…天球の考え方とは…など情報が多すぎて処理しきれない…

大事なのは星座の期間をわかりやすくするために、起点を作ったということ!
それが春分点だということ!

星座のスタートが3/21の理由

12の星座の期間をわかりやすくするために、春分点を基準に12等分しました。
それにより各星座の期間が均等に1カ月ごとになりました、めでたしめでたし。

そして星座のスタートがおひつじ座の3月21日からスタートする理由は、春分点を起点にしたから!
昼と夜の長さが等しくなる日とされている「春分の日」
春分は二十四節気の1つで、24節気も春分点を起点として空を分割しています。

というわけで、星座のスタートが春分の日になったというわけでした。

さいごに

ざっくりの説明でしたが、なんとなくわかっていただけたら嬉しいです。
きっと疑問が出てきた人もいると思います。

春分ってその年によって日付が違うよね…?

また別の記事でご紹介します。

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